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第 24 回おかやま県民文化祭共催事業
若手演出家と創る『屋上庭園』


格差が広がり閉塞感が漂う100年前の日本。岸田國士が描いた、自分らしく生き抜くための小さな「ファンタジー」


岸田がこの戯曲を発表した1926年は大正から昭和への転換点。自由でモダンな空気がまだありつつも不況の真っ只中で、戦争へとゆっくりと舵を切り始めた時代でもあります。岸田にとっての「ファンタジー」とは、自分の生き方を肯定するために、既存の価値や現実を疑い、客観的に観察し想像すること。それは「演劇」そのものかもしれません。

岡山と東京の若手演出家、星空虎太(劇団アラホシ/n羽烏)と髙瀬颯友(桜美林大学 学生劇団əSCAPE-GOAT)そして越谷真美(劇団山の手事情社)が演出を務め、一般公募の出演者とともに後楽園内の碧水園の空間を活かした上演に挑戦します。

三者三様の『屋上庭園』をぜひお楽しみください。



《『屋上庭園』について》

岸田國士が1926年に発表した短編戯曲で、近代日本演劇の代表作の一つとされる。

偶然再会したかつて親友だった2組の夫婦。街の真ん中の屋上庭園という開かれた公共空間だからこそ経済的な格差や価値観の違いが静かにあぶり出されていく会話劇。



作:

岸田國士


演出:

星空虎太(劇団アラホシ/n羽烏)

髙瀬颯友(桜美林大学 学生劇団əSCAPE-GOAT)


演出・創作指導:

越谷真美(劇団山の手事情社)

※演出を務める予定でした山根有希乃は家庭の事情により参加を見合わせることになりました。楽しみにしてくださっていた皆様に、ご心配とご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申しあげます。


出演:

天瀬 こはる(劇団アラホシ)

出射羽琉(SS Actors/劇団アラホシ)

小郷龍彦(劇団アラホシ/n羽烏)

辻渚(SS actors/劇団アラホシ)

中條颯太(劇団アラホシ/n羽烏)

西原由貴(SS Actors)

馬場壮汰(岡山大学演劇部)

二見真由子(桜美林大学 学生劇団əSCAPE-GOAT)

やすだあかね(桜美林大学 学生劇団əSCAPE-GOAT)


稲垣干城 (ゲスト出演)

米谷よう子


公演スケジュール

8月

1日(土) 11:00 / 14:30

2日(日) 11:00 /14:30

開場は開演の15分前。

各回アフタートークあり。


会場

碧水園ギャラリー(後楽園隣接)

(岡山市北区後楽園1-6)

後楽園の敷地内ですが、有料エリアの外にございます。

https://www.hekisuien.jp


料金

1500円(要予約)

※1日11:00の回は未就学児の親子観劇を歓迎!未就学児無料。お子様のご人数、ご年齢、お席の要不要についてご記入ください。

【ご予約フォーム】

https://forms.gle/5HNqo8RZZC8j7mDr5

【お問合せ】

opentheaterokayama@gmail.com

050-6878-9017 


【星空虎太 プロフィール】

2003年生まれ。高知県出身岡山県在住 。

所属 劇団アラホシ/SSactors/n羽烏

地元高知で蛸蔵演劇道場に参加し演劇に出会う。その後進学を期に岡山に移住、同年に学生演劇ユニットSSactorsを立ち上げ年に2度公演を行っている。現在は就実大学、清心女子大学の学生を中心に5大学20人の所属しており、地域の学生が演劇を続けるきっかけになる場を目指している。

主にリアリズムを得意としており、琴平演劇大学鴻上尚史口座、Belleville Camp第6期、岩松了劇作塾等様々なワークショップに参加。特定の師を持たず県内外様々な公演、ワークショップに参加し学ぶ。

物語の言葉が持つ力と、演劇が「いま・ここ」で立ち上がる表現であることを重視して創作している。俳優の声と身体を通して、客席に「今この瞬間の俳優の温度」をどこまで届けられるかを探り続けている。


【髙瀬颯友 プロフィール】

2005年生まれ。岡山県出身。

脚本家・演出家。

桜美林大学 演劇・ダンス専修4年生。学生劇団əSCAPE-GOAT(エスケープゴート)主宰。

岡山後楽館高校演劇部への入部をきっかけに演劇を始める。集団創作の中で、一人ひとりが必要とされる演劇の在り方に魅力を感じ、専門的に学ぶため上京。

現在は東京都町田市を拠点に、劇場に足を運ぶ機会の少ない人にも演劇とその創作の魅力を伝えるため、公共施設や地域でのアウトリーチ活動を行う。岡山県真庭市では、ユース世代を対象としたワークショップと上演を毎年夏に実施している。

演出・脚本においては、抽象的な小道具、最小限の舞台装置によって俳優と観客の想像力を呼び起こし、舞台上に存在しないものを立ち上げる「演劇の共犯性」を重視する。空間や状況を見立てによって転換させながら、観客とイメージを共有することで劇空間を構築していく。どこか滑稽でありながらも、想像力を通して強く印象に残る作品創作を目指している。


【越谷真美 プロフィール】

東京都出身。日本女子大学卒業後、研修を経て、2006 年劇団 山の手事情社俳優部に所属。主宰・演出家の安田雅弘のもとで国内外の多くの舞台作品に出演。ワークショップや大学・専門学校などで講師も務める。2019 年より「演劇ジム」をスタートし、俳優のためのトレーニングを演劇をやるひとにも、そうでないひとにも幅広く伝える活動を続けている。


主催:OTO

共催:岡山県、おかやま県民文化祭実行委員会、(公社)岡山県文化連盟